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心理学を学んで対人関係円滑に!人間関係における12の法則

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

対人関係に悩んでいる場合、少しでも早く解決したいものですよね?心理学を学ぶことで対人関係を円滑にすることが可能です。この記事では人間関係における12の法則をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

出会いから対人関係構築までの心理学

出会いから対人関係構築までの心理学

相談者のA子さん
相談者のA子さん
人との出会いから上手に対人関係を作れないのですが、どうしたらいいですか?

出会いの際に心掛けたい心理学について紹介します。
田中コーチ
田中コーチ

対人関係における12の法則のうち、まずは出会いから対人関係構築までの内容として、以下を紹介します。スムーズに対人関係を築けるよう、参考としてください。

  • 法則1.第一印象の心理学
  • 法則2.傾聴を心掛ける
  • 法則3.ペーシングを行う

 

法則1.第一印象の心理学

対人関係において第一印象はとても大切です。心理学では初頭効果というものがあり、第一印象は長続きする傾向があるからです。

第一印象をよくするためには、清潔な服装や自然な笑顔などで、爽やかさを意識しましょう。

 

法則2.傾聴を心掛ける

対人関係構築において重要なのが「傾聴」です。傾聴とは「聞く」のではなく「聴く」と書くように、心を傾けて共感的に聴くことを指します。

人間は自分を認めて欲しいという欲求を持っており、その欲求を話すことで満たします。そのため、傾聴してくれる人に対しては好印象を持ちやすいのです。話し上手よりも聴き上手を目指しましょう。

 

法則3.ペーシングを行う

ペーシングとは、相手と会話のスピードや声のトーン、声の大きさ、歩くスピードなどを合わせる方法です。自分と同じペースの人に対しては、無意識が仲間だと判断しやすく、親密度上昇につながります。

最高のペーシングは呼吸を合わせることだといわれており、肩やお腹の動きから見極める人もいらっしゃいますが、難易度が高いため、まずは話すスピードを合わせるところから行うと良いでしょう。

 

対人関係を育む心理学

対人関係を育む心理学

相談者のA子さん
相談者のA子さん
対人関係を育んでいる方法を教えてください。

分かりました。具体的に紹介しますね。
田中コーチ
田中コーチ

既に知り合っている人と、人間関係を育んでいくにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは対人関係の育み方として、以下内容を心理学的に紹介します。

  • 法則4.ザイアンスの法則を活用する
  • 法則5.具体的に褒める
  • 法則6.コミュニケーションのスキルアップ

 

法則4.ザイアンスの法則を活用する

接触回数が多いものを好きになるという法則を、単純接触効果(ザイアンスの法則)と呼びます。 1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱された法則で、人間関係にも役立ちます。

会う回数やLINEでのやり取り、SNS上でのコミュニケーションなど、接点を増やすほど好感を持ってもらいやすくなります。

ただし、第一印象が悪ければ逆効果となるため注意が必要です。

 

法則5.具体的に褒める

人間は褒められると、脳の扁桃核というところがプラスの状態となり、あなたに対する印象が上がります。そのため、相手を自然に褒めれる人は好かれる傾向があります。

ただし、大げさな褒め方や、心にもないことを褒めると、あざとい人だと思われる可能性があります。心から褒めていることを伝えるには、具体的に褒めることが重要です。

「おしゃれですね」と褒めるのも良いのですが、「そのおカバンおしゃれですね」と褒めた方が真実味が増すでしょう。

 

法則6.コミュニケーションのスキルアップ

対人関係を良好にするために、コミュニケーションスキルを磨きましょう。とはいえ、ひと口に磨きましょうと言われても、具体的にどうすれば良いのか分からないかと思います。

そこで、これだけはマスターして欲しいコミュニケーションスキルを身近な例を交えて紹介します。

 

コミュニケーションスキルの身近な例

コミュニケーションスキルとしてマスターして欲しいものとして、以下があります。

コミュニケーションスキル内容
オウム返し相手の語尾を使ってオウム返しをする。
例)

相手「このイベントにはよく参加していて、毎回楽しませてもらってます」

あなた「毎回楽しまれているんですね。私もこれから参加したいと思います」

否定的肯定反論する際に、一旦受け入れてから反論する。
例)

相手「やっぱりランチはイタリアンに限るよね」

あなた「確かに、イタリアンは美味しいですよね。でも私は和食も好きですよ」

オープンクエスチョンで話を広げる相手が答える範囲に制約を設けない質問をする。逆に、イエスかノーなど回答に成約がある質問のことをクローズドクエスチョンという。
例)

あなた「最近はどんな風に過ごされていたのですか?」

相手「自宅で映画を見ていることが多かったです」

話を掘り下げる話を盛り上げるためには、話を掘り下げることが有効。
例)

相手「私は京都が大好きなんですよ」

あなた「京都がお好きなんですね。京都のどんなところが好きなんですか?」

相手「やっぱりお寺が好きかな」

あなた「お寺がお好きなんですか。いいですね。お寺の中で特に好きなところはどういうところですか?」

相手「仏像に魅力を感じるのよ」

あなた「へえー、仏像に魅力を感じられるのですか。仏像のどこが魅力なんですか?」

水平展開する話を盛り上げるためには、話を水平展開することも有効。
例)

相手「私は京都が大好きなんですよ。いろいろ行ったけど特に清水寺が好きかな。」

あなた「清水寺がお好きなんですね。他にはどこに行かれましたか?」

ぜひ1つずつマスターしてください。

 

やってはいけない対人関係のNG例

やってはいけない対人関係のNG例

相談者のA子さん
相談者のA子さん
対人関係で避けた方が良いことはありますか?

はい、これだけはNGというのがありますよ。
田中コーチ
田中コーチ

これをすれば相手から嫌われる可能性が高いほか、周りの人からも敬遠されやすくなる事柄があります。やってはいけない対人関係のNG例として以下を紹介します。

  • 法則7.相手の要求をその場しのぎで誤魔化す
  • 法則8.テイカーになる
  • 法則9.言い訳と口答えが多い

 

法則7.相手の要求をその場しのぎで誤魔化す

人間関係における何らかの葛藤の中で、相手が真剣に求めてきたことがあれば、了承するしないに関わらず、少なくともしっかり向き合いましょう。

もしも向き合うことなく、その場しのぎで誤魔化したり、先送りしたり、玉虫色の返事で曖昧にしてしまうと、人間関係が崩壊する可能性が高まります。

心理学的にこのケースでの崩壊リスクの高さは言及されていますので、気を付けなければなりません。

 

法則8.テイカーになる

ギブアンドテイクという言葉があります。カンタンにいうと持ちつ持たれつということですが、人間関係を円滑にするにはギブアンドギブ(見返りを求めない)やギブアンドフォーゲット(ギブしたことすら忘れるレベルで見返りを求めない)などが、ギブアンドテイクよりもさらに望ましいといわれています。

一見損をするように思えるかも知れませんが、回りまわってギブした人に恩恵をもたらすからです。しかし、そのギブに甘えて人のお金や時間を搾取し続けるテイカーが現われることがあります。

テイカーと付き合うと損しかありませんので、避けた方が無難です。逆にあなたがテイカーになってしまうと、人から避けられやすくなるので注意しましょう。

 

法則9.言い訳と口答えが多い

何か指摘をされた時に、言い訳と口答えが多いと嫌われます。言い訳や口答えは自分の体面を守るための、自分軸の発想です。

指摘の内容を一旦受け止めてから反論するのなら良いのですが、とりあえず言い訳や口答えをするという人もいらっしゃいます。

このケースでは建設的な会話にならず、相手をイライラさせるだけですので、心当たりがある人はご自身を見直した方が良いでしょう。

 

こじれた対人関係を修復する心理学

こじれた対人関係を修復する心理学

相談者のA子さん
相談者のA子さん
こじれた人間関係はどうすればいいですか?

いろいろな考え方がありますよ。
田中コーチ
田中コーチ

心ならずも人間関係がこじれてしまった場合には、どう対処すれば良いのでしょうか?その場合の考え方として以下を紹介します。

  • 法則10.時間が解決する場合もある
  • 法則11.無理にフォローしようとしない
  • 法則12.合わない人と付き合わない

 

法則10.時間が解決する場合もある

人間関係がこじれた場合に、時間が解決してくれることがあります。もしも相手を怒らせた場合には、時間の経過とともに怒りが冷めやすくなります。

また、時間の経過は良い印象だけが残りやすいという性質もあるため、マイナスイメージを払拭できる効果もあります。

 

法則11.無理にフォローしようとしない

無理にフォローしようとしないことも1つの手法です。人間関係のフォローをしようと働きかけると、相手を追いかける構図ができあがることになります。

しかし、人は追いかけると逃げる心理が働くため、相手に関係性の主導権を持っていかれます。そのため、無理にフォローしようとせず、差し障りのない対応で良いでしょう。

 

法則12.合わない人と付き合わない

究極の話としては、合わない人とは付き合わないことをおすすめします。無理に修復する必要はありません。人間には相性がありますので、どうしても合わない人はいらっしゃいます。

人生の時間は有限なので、合わない人と付き合っているのは時間の無駄です。どうしても付き合わざるを得ない場合を除き、可能であれば関係自体を見直しましょう。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、人間関係が向上する心理学をご覧ください。

 

まとめ

対人関係に悩んでいる場合、今回紹介した12の法則を念頭に対処してください。もちろん、ケースバイケースで選ぶ法則や対処法、応用方法は異なりますが、これら叩き台があることで思考や行動の指針となります。対人関係に問題を感じたら、ぜひ何度も読み返して、できることの実践をおすすめします。

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