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あなたは自分の口癖を自覚していますか?もし良ければどんな口癖を持っているのか意識してください。その口癖によって人生に大きな影響を及ぼす可能性があります。この記事では面白い心理学の豆知識として口癖について紹介します。ぜひ参考にしてください。
口癖が人生を決めるってホント?
人の口癖を観察しているとどういう人生を歩まれているのか、何となく分かる時があります。
口癖は習慣的な思考が言語化されているケースが考えられるため、良い口癖だと良い人生、悪い口癖だと悪い人生を現実化する可能性があります。まずは口癖について以下内容を紹介します。
- 人間の思考は言語で行っている
- 口癖は無意識に出ている
- プラス発言がプラス思考を作る
- プラス思考がプラスの人生を形成する
人間の思考は言語で行っている
人間は言語で思考していますので、言葉と思考は密接に関係すると理解しておきましょう。人間の脳は無意識のうちに数万回の自問自答を繰り返しているといわれています。
その自問自答はその人のセルフイメージに合う内容となっています。セルフイメージとは自分らしさですので、自分のことをどう思っているのかが思考に作用するのです。
口癖は無意識に出ている
自問自答が無意識に繰り返されているわけですが、口癖も無意識に言語化されています。マイナス思考の人はマイナス発言を、プラス思考の人はプラス発言をする傾向があり、それが習慣化されたのが口癖です。
そのため、口癖で相手がプラス思考なのか、マイナス思考なのか分かります。たとえば、「もう無理」「疲れた」などの口癖がある人はなかなか発展していきません。
逆に、「自分は運がいい」「今日も良い事あった」などの口癖がある人は、脳の構造によって本当に幸運を(自分で)引き寄せて行きます。
プラス発言がプラス思考を作る
思考が言語化されるのと同時に、言語で思考をコントロールすることも可能です。普段使っている言葉が前向きであれば思考も前向き、使っている言葉が後ろ向きであれば思考も後ろ向きとなるからです。
意図的にプラストークばかりして、マイナス発言を控えて行けば、少しずつ思考がプラスの状態になって行くでしょう。
プラス思考がプラスの人生を形成する
プラス思考になると、人間の脳はマイナスの情報に気づかなくなり、プラス情報ばかりピックアップされていきます。
このことをスコトーマとか心理的盲点といいます。人間の脳は省エネ構造となっており、分かりやすくいうと3%しか使われていないません(厳密には複雑構造なので割愛します)。
脳に入る情報は取捨選択され、残りの97%は捨てているので、プラス思考になるとマイナス情報が捨てられます。
結果的に言動や発想もプラス思考に合わせたものとなるため、プラスの人生を形成して行きやすくなります。
いい口癖とわるい口癖の例をご紹介
言葉が人生に影響を及ぼすのであれば、具体的にどういう言葉を使って、どういう言葉を回避すれば良いのか知りたいですよね?ここではいい口癖とわるい口癖として以下内容を紹介します。
- よい口癖一覧
- わるい口癖一覧
- わるい思考はプラスに転換しよう
よい口癖一覧
よい口癖とはたとえば以下のような口癖です。
- 今日はラッキー。
- 良い一日だった。
- 達成できて良かった。
- やればできる!
- 自分はすごい!
- 可能性は無限!
- よっしゃー!
- いいねぇ!
- いつも感謝してます。
- 有難い!etc
これらの言葉は自分を高めてくれる言葉ですので、ぜひこのような言葉を意識的に使いましょう。
わるい口癖一覧
わるい口癖は以下のような言葉です。
- 疲れた。
- お金がない。
- 無理。
- あの人嫌い。
- どうせ自分なんか。
- できないに決まってる。etc
このような言葉を使っていると、このような言葉が相応しい自分になってしまいますので、回避するか、次項の転換を意識しましょう。
わるい思考はプラスに転換しよう
どれだけ気を付けていても、マイナス発言をしたくなるケースもあるでしょう。このような時はマイナス発言をプラスに転じる方法を意識しましょう。たとえば以下のようなやり方です。
- 疲れた。→疲れるほど頑張った!
- お金がない。→今は金欠だけど、しっかり稼いで貯えよう!
- 無理。→ダメで元々だからチャレンジしよう!
- あの人嫌い。→こういう良いところもある!
- どうせ自分なんか。→伸びしろタップリだからどんどん成長しよう!
- できないに決まってる。→できないと思ってたことができると儲けもの!
上記はあくまでも一例ですが、あなたの状況に応じた転換を実践してください。
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まとめ
人間の脳は言語で思考しているため、口癖に相応しい人生になる可能性があります。意図的に口癖を操作できれば、思い通りの人生になりやすくなるので、ぜひ日頃から意識して実践・継続してください。
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