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癖・しぐさの違いを見極めよう!人間関係に役立つ心理学

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

しぐさは人の心理をあらわすため、しぐさを観察すると相手の心理を読み解けます。しかし、しぐさは絶対ではありません。なぜなら人には癖があるからです。

そこでこの記事ではしぐさの心理に対して、癖の可能性について紹介します。相手の心理を読み間違えないよう参考としてください。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

癖・しぐさの違いを見極めよう!しぐさが表す心理的意味

癖・しぐさの違いを見極めよう!しぐさが表す心理的意味

相談者のA子さん
相談者のA子さん
しぐさで心理が分かるのですか?

はい、参考にはなりますよ。
田中コーチ
田中コーチ

しぐさは人の心理を反映するため、しぐさを観察するし、相手の心理を思いやることで、人間関係が向上します。

しかし、人には癖もあり、しぐさが心理を反映しないケースもあるため、その違いを把握してかなければなりません。そのことを踏まえ、まずは一般的なしぐさの意味を以下にて紹介いたします。

  • 手を隠すのは嘘つきの仕草
  • 女性が男性の腕をさする心理
  • こんな時は不安の表れ

 

手を隠すのは嘘つきの仕草

手を隠すのは嘘をついている時など、後ろめたい心理の時に表れるしぐさです。たとえば、座っている際に、テーブルの上に置いていた手を引っ込めてテーブルの下に隠したような場合は嘘をついているか、やましいことがあるのかも知れません。

立ち話中、前に出していた手を後ろに隠したり、ポケットの中に手を隠した時には、嘘をついている可能性に配慮しましょう。

 

女性が男性の腕をさする心理

女性が男性の腕をさすったり、会話の途中に腕を触る際には、相手の男性を信頼している可能性が高いです。

恋愛においては脈アリのサインだと言われています。ただし、女性によってはボディータッチが多い人もいますので、過信は禁物です。

逆に男性が女性に触れるとセクハラ扱いされるリスクが高いです(本来は女性が男性に触れ、男性が嫌がった場合はセクハラの可能性あり)。

ただ、二の腕は触れられても嫌悪感を感じにくく、男性が女性をお店にエスコートする際などによく見られます。いずれにせよ、相手に触れるということは、信頼の証だといえるでしょう。

 

こんな時は不安の表れ

人は不安などマイナス感情が発生した際、無意識的に自分をなだめようとします。そんななだめ行動は種類が多いのですが、ここではその一部を紹介します。以下のようなケースでは、相手に不安感情が出ている可能性を考慮しましょう。

  • 唇をかむ
  • 身に付けているものをいじる
  • 手を組んだまま指を動かす
  • 鼻や喉元、頭をさわる

 

唇をかむ

唇を噛むのは何らかの不安の表れの可能性があります。ストレスを感じたり心配ごとがある場合には、唇を噛む人がいらっしゃいます。

また、口をすぼめている時は反対意見がある時、口を閉じて下を向くのは強いストレスを感じている時です。

それから、下唇を舐めて閉じるのは、気持ちを沈めて落ち着きたい時です。いずれもマイナス感情のケースとなっています。

 

身に付けているものをいじる

アクセサリーやネクタイ、時計など、身に付けているものを触る時も不安感情のあらわれです。これらが出ている時は相手の感情に配慮する必要があります。

ほかにも、シャーペンの先で机をトントンと叩いたり、スマホをチェックするケースなどもなだめ行動の可能性があります。

 

手を組んだまま指を動かす

腕組みは不安感情の表れですが、手を組んだ状態で伸ばした指をこすり合わせるしぐさは、強いストレスの表れです。

ちなみに、腕組みの意味は男女差があります。男性に多いのが不快感情や問題追及、女性に多いのが不安感情から身を守ろうとしている心理です。合わせて知っておくと良いでしょう。

 

鼻や喉元、頭をさわる

鼻や喉元をさわるのもなだめ行動です。鼻をさわる場合(男性)は嘘をついている可能性があります。

喉元に手をあてる(女性)の場合は不安感情や不快感情の表れです。ほかにも、男性が首の後ろをさわったり、額をこする場合も不安な心理だと読み解きましょう。

 

しぐさは単なる癖の可能性がある!

しぐさは単なる癖の可能性がある!

相談者のA子さん
相談者のA子さん
しぐさだけでは心理を判断できないのですか?

そうですね。癖の場合がありますからね。
田中コーチ
田中コーチ

しぐさから相手の心理を読み解くのは良い方法ではありますが、しぐさだけでは読み切れない場合も多いです。

個人差があるほか、単なる癖の可能性があるからです。ここでは配慮しなければならない情報として以下を解説します。

  • 腕を組むのは日頃の癖かも
  • 口に手を当てるのは単なるマナーかも
  • 体を掻くのはただ痒いだけかも
  • 目線の出かたも人によって異なる

 

腕を組むのは日頃の癖かも

腕を組むのは防御の心理であり、不安感情の表れであることが多いです。しかし、腕を組む癖を持っている人もいますし、同じ姿勢につかれて腕を組むこともあり得ます。腕を組んだだけで心理を判断するのは危険です。

 

口に手を当てるのは単なるマナーかも

口に手を当てると嘘をついている可能性がありますが、ただ単にマナーとして手をあてている時もあります。

また、人に気付かれないようにアクビをしたのかも知れません。しぐさは心理を表すだけでなく、ほかにもさまざまな要素があり得ます。

 

体を掻くのはただ痒いだけかも

体を掻いたしぐさを、なだめ行動と勘違いしてしまうこともあります。ただ単に痒かっただけの可能性も考えましょう。

痒くて触ったところ、痛かったり違和感があって触ったところが、たまたま心理的しぐさと重なるケースは多々あります。

 

目線の出かたも人によって異なる

目線によって思考が分かる法則もあります。人の心理は目線に表れ、右が未来の想像、左が過去記憶へのアクセスと言われています。

そして、上が視覚情報、真ん中が聴覚情報、下が身体感覚や内観などとされており、組み合わせで心理が分かるのです。

しかし、一定の傾向はあるものの、個人差もありますので、目線だけで判断するのは控えましょう。

 

癖の心理に関するひと言アドバイス

1つのしぐさだけで判断するのではなく、複合的にチェックしましょう。
田中コーチ
田中コーチ

しぐさは癖の可能性もあるため、1つのしぐさだけで心理を判断するのではなく、複数のしぐさを参考にしましょう。それでも絶対視はできません。あくまでも「こういう心理の可能性が高い」という考えが大切です。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、しぐさで読み取る人間関係の心理学をご覧ください。

 

まとめ

人の心理はしぐさにあらわれることがあります。一方で癖やその他要因の可能性もあります。1つのしぐさで判断せず、ほかのしぐさとの合わせ技で参考程度に留めると良いでしょう。

とはいえ、人の気持ちをおもんばかるきっかけとなりますので、有効であることは間違いありません。

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