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うつ病の症状を紹介!仕事が辛いなら知りたいメンタルケアの心理学

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

心が不調だと、もしかしてうつ病かな?と不安になりますよね。うつ病は心の風邪といわれており、悪化すると社会生活に支障が出ます。早めの治療のために、この記事ではうつ病の症状について解説します。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
コーチ
コーチ

うつ病の症状を紹介

うつ病の症状

相談者のA子さん
相談者のA子さん
わたし、ひょっとしたらうつ病かも知れません。

うつ病の症状を解説します。
コーチ
コーチ

うつ病の症状は、心に現れる症状と身体に現れる症状があります。また、早期発見のために、初期症状も知っておきましょう。

 

心に現れる症状

うつ病によって心に現れる症状例は以下のとおりです。このような症状があれば、うつ病の可能性があります。

心に現れる症状・気分がすぐれない

・不安を感じる

・焦りを感じる

・遠くへ行きたい

・消えたい

・興味を感じない

・喜びを感じない

・意欲がない

・億劫になる

・自分を責めたくなる

・読書や会話が頭に入らない

 

 

身体に現れる症状

うつ病によって身体に現れる症状例は以下のとおりです。セルフチェックしてみましょう。

身体に現れる症状・眠れない

・食欲がない

・疲労感がつきまとう

・倦怠感がつきまとう

・動悸がする

・息苦しい

・口が渇く

・身体が重い

・身体が痛い

 

うつ病の初期症状(前兆)

うつ病の前兆としては、「今まで楽しかったことが楽しくなくなる」「良いことが起きても気分が優れない」「好きなことや趣味を楽しめない」などがあります。今までとの違いに違和感を感じたら、うつ病の可能性を疑いましょう。

当てはまってるかも…
相談者のA子さん
相談者のA子さん

 

うつ病の種類

ひと口にうつ病と言っても、症状や重症度、頻度や病型によって種類があります。それぞれの種類を知っておきましょう。

相談者のA子さん
相談者のA子さん
うつ病って種類があるんだ…

 

症状によるうつ病の分類

うつ病には、症状によって単極性うつ病と双極性うつ病があります。単極性うつ病は、うつ状態だけが起こるものです。

双極性うつ病は、うつだけでなく、躁状態(そうじょうたい)も起こるものです。躁とは、病的なほど気分が高揚したり、怒りっぽくなったり、開放的になる状態です。

 

重症度によるうつ病の分類

日常生活や対人関係への支障が軽度の場合は「軽症」、重度の場合は「重症」と分類されます。軽症と重症の中間レベルは「中等症」と分類されています。

 

頻度によるうつ病の分類

「単一性」か「反復性」という分類もあり、うつ病が2回以上あらわれる反復性では、再発防止策が大切となります。

 

病型によるうつ病の分類

病型による分類は、以下の表をご確認ください。

メランコリー型うつ病の典型例。落ち込み、食欲不振、良い事があっても気分が晴れないなど
非定型倦怠感、過食、批判に敏感、良いことがあれば気分がよくなる
季節型特定の季節に発祥。季節が変われば回復
産後うつ産後(4週以内)に発祥。ホルモンの変化や睡眠不足、疲労や子育て不安が原因

 

うつ病の治療方法

うつ病の治療方法

早めに治療しましょう。
コーチ
コーチ

うつ病の治療方法は、症状によって異なりますが、大きく分けると3つあります。うつ病になってしまったら、早めの治療をおすすめします。

 

休息をとる

うつ病になったら、決して無理をせず、休息をとることが大切です。無理をし続けるとうつ病が悪化する可能性がありますので、心身ともにちゃんと休みましょう。

うつ病になったことで、仕事の長期休暇を取ったり、退職してのんびりする人もいらっしゃいます。

 

精神療法やカウンセリングを受ける

医師やカウンセラーと対話し、問題解決方法を共同作業で探すアプローチもあります。ひとりで悩まずに、専門家に相談しましょう。

ただし、心理カウンセラーは無資格でも行えるため、知識のないカウンセラーに相談することは危険です。少なくとも有資格者に相談しましょう。不安であれば最初から医師に相談した方が良いでしょう。

 

薬物療法を受ける

薬物療法は、抗うつ薬による治療です。最初は少量で行い、必要に応じて適量を調整します。吐き気やめまいなどの副作用があることや、効果が出るまでに2~3週間かかることもあるため、医師としっかり相談しながら治療を進めましょう。

 

知っておきたいうつ病の豆知識

うつ病に関しする知っておきたい豆知識として、「特殊な病気ではない」「治療可能」「きっかけや原因」について紹介します。

 

うつ病は特殊な病気ではない

うつ病になると、自分だけ特殊な病気にかかったと思う人がいるようですが、うつ病はおよそ16人に1人が経験しています(こころの健康についての疫学調査に関する研究)。決して珍しい病気ではありません。

 

うつ病は治療可能

うつ病は不治の病ではありません。ちゃんと治療が可能な病気です。決して焦ることなく、ゆっくりと回復を目指しましょう。

 

うつ病のきっかけや原因

うつ病のきっかけや原因は人それぞれです。病気や死別、過度なストレスのほか、環境の変化や仕事の変化などでも起こり得ます。また、結婚や昇進などハッピーな事柄による転機でもうつ病になる人がいらっしゃいます。

 

うつ病の症状に関するひと言アドバイス

うつ病にはさまざまな症状があり、多くの人が悩んでいます。あなただけではありません。
コーチ
コーチ

うつ病にはさまざまな症状や原因があるほか、決して特殊な病気ではなく、多くの人がうつ病で悩んでいます。しかしながら、治療できる病気です。深刻になりすぎず、ゆっくりと治療しましょう。

 

うつ病の症状に関するお悩み相談室

《ヤフー知恵袋より引用》

鬱の症状を教えていただきたいです。

私は鬱じゃないかと言われており、悩んでます。

Q:うつ病になると顔つきが変わりますか?

A:必ずという訳ではありませんが、うつ病で暗い気持ちになり、顔つきも暗くなる人もいらっしゃいます。

 

Q:顔の表情や目がおかしいとうつ病ですか?

A:顔の表情や目だけでは判断できません。病院などの専門機関でちゃんと受診した方が良いでしょう。

 

Q:家族はどう対応すれば良いですか?

A:ストレスをかけないように配慮が必要です。「頑張れ」というよりも「頑張らなくていいんだよ」という声をかける方が良いでしょう。

 

Q:仕事は休んだ方がいいですか?

A:仕事をストレスに感じるのであれば、休むことも大切です。仕事を休みにくいと思う人もいますが、悪化しないように早めに休息をとりましょう。

 

Q:病院かカウンセリングかで迷っています

A:軽度かつお悩み相談であればカウンセリングで良いですが、うつ病の症状が出ている場合は病院が望ましいです。

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まとめ

うつ病は休息や心理療法、薬物療法などで治療が可能です。うつ病の症状にはさまざまなものがありますので、まずはセルフチェックしてみて、心配なら早めに専門家に相談しましょう。

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