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不安な時に役立つ心理学!今日からすぐ使える面白い豆知識

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

不安を感じた時、どのように対処していますか?不安な気持ちは何とも言えない嫌な感情ですよね?この記事では心理学的観点で、メカニズムや対処法を紹介します。今日からすぐ使える豆知識としてぜひ参考にしてください。


こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

心理学的に不安の正体を解説!

心理学的に不安の正体を解説!

相談者のA子さん
相談者のA子さん
不安ってどういうことなんでしょう?

不安のメカニズムを紹介しますね。
田中コーチ
田中コーチ

 

不安な気持ちとは、いったいどういう状態なのでしょうか?まずは不安の正体を紹介します。

  • 不安とは何か?メカニズムは脳にある
  • 短期的不安と長期的不安がある
  • 不安と恐怖の違い

 

不安とは何か?メカニズムは脳にある

不安のメカニズムは脳にあります。人間の脳は、呼吸や体温調節など生きるための脳である「脳幹」、感情を司る「大脳辺縁系」、思考や言語を司る人間ならではの「大脳新皮質」の3つで構成されています。

このうち、大脳辺縁系の一部と考えられる 扁桃核(偏桃体ともいう)が不安と関係しています。偏桃体が活性化すると、呼吸や脈拍が増えたり自律神経症状が引き起こされたりして、うつ病や不安障害などにつながることもあります。

ちなみに、抗うつ剤は偏桃体活性化を抑制するものです。

 

短期的不安と長期的不安がある

不安には短期的不安と長期的不安があります。不安の原因がハッキリしている場合、原因が取り除かれることで不安が解消されますので、短期的不安となることが多いです。

逆に、原因が不明確である場合、なかなか解決ができず、不安も長期に続くことが多いです。

 

不安と恐怖の違い

不安と恐怖はどう違うのでしょうか?不安と恐怖の違いも、原因がハッキリしているかどうかが影響します。原因がハッキリしている場合は恐怖、原因がぼんやりしている場合は不安です。

たとえば、高いところが苦手なのに、高いところにいる場合は恐怖です。将来年金で暮らしていけるのか分からないというのは不安です。

似て非なるものですが、不安と恐怖は別の感情なのです。

 

不安になる人の特徴

不安になる人の特徴

相談者のA子さん
相談者のA子さん
私は不安になりやすいかも知れません。

不安になりやすい人の特徴を紹介しますね。
田中コーチ
田中コーチ

人は誰しも不安感情を抱くことがありますが、その程度や頻度は人によって異なります。不安を抱きやすい人の特徴を紹介します。

  • 物事をネガティブに捉えがち
  • 成功体験が少ない
  • 失敗を恐れる傾向がある

 

物事をネガティブに捉えがち

物事をネガティブに捉えがちな人は、不安な気持ちになりやすいです。ネガティブ感情に覆われると、非行動的になったり、物事を悪く受け取ったりしてしまうため、どんどんネガティブ思考に誘われる悪循環となります。

結果、常に拭い去れない不安にさいなまれ続けることとなるでしょう。

【関連記事 】ネガティブ感情を心理学的に解説!実践的で面白い豆知識をご紹介

 

成功体験が少ない

成功体験が少ない人も、不安になりやすいです。成功体験が少ないことで自信が付きにくく、未知の経験への不安を払拭できないのです。

不安を払拭できる根拠が自分の中にないわけですから、どんな小さなことでも良いので成功体験を作る必要があります。

成功体験を作るコツは、周りの人と比べるのではなく、昨日の自分より少しでも成長していれば成功だと考えましょう。

読書で新たな知識を得た、できなかったことができるようになった、些細なチャレンジをしたなど、どんなことでも構いません。日々、昨日の自分より成長できたことを意識して生活しましょう。

 

失敗を恐れる傾向がある

失敗を恐れる傾向がある人も、不安になりやすい人の特徴です。失敗が続くとまた失敗するのではないかと思ってしまうのです。

しかし、失敗は捉え方次第で貴重な経験だと思うことができます。大きな失敗をしないための小さな失敗だと捉えることもできますし、失敗は成功の元だと捉えることもできます。

有名な発明家のエジソンは「失敗ではなく、うまくいかない方法を1つずつ確かめたのだ」と言いました。だとすれば、失敗という概念は不要なのです。

 

心理学に基づく不安との付き合い方

心理学に基づく不安との付き合い方

相談者のA子さん
相談者のA子さん
どうすれば不安を解消できるのでしょうか?

不安との付き合い方を解説します。
田中コーチ
田中コーチ

不安を感じた時、一体どうやって解消すれば良いのでしょうか?不安との付き合い方について具体的に紹介いたします。

  • 不安には目的があることを知る
  • 不安の9割は当らない
  • 不安解消の先には成長がある
  • 不安を可視化してみる

 

不安には目的があることを知る

アドラー心理学によると、不安には隠された目的があるとしています。たとえば、「不安だから会議で発表したくない」という事柄があったとします。

通常、不安という原因と発表したくないという結果として因果関係を考えがちですが、実は「会議で発表したくない」という隠された目的があって、隠された目的を達成する手段として「不安」という感情を作っているのです。

しかし、逃げてしまうと不安が強化されることもあり、まずは隠れた目的に気づく必要があります。そして「自信を持って発表できるように準備を入念に行う」など、会議で発表しても良いと思えるための、建設的かつ未来志向的な解決策を考えてみましょう。

【関連記事】アドラー心理学おすすめ本!資格セミナーもご紹介

 

不安の9割は当らない

ペンシルバニア大学の研究によると、不安の79パーセントは実際に起こることはなく、16パーセントは事前対策が可能という結果がでています。

つまり、不安が的中する内容は全体の5パーセントにすぎず、不安の9割以上が当たらないことになります。不安の大半が当たらないと知れば、随分心が軽くなりますよね?不安を感じたら、16パーセントの事前対策を心掛けましょう。

 

不安解消の先には成長がある

不安解消の先には成長があることを知りましょう。不安の解消のために動くことで知識や知恵が身に付くからです。不安を感じたら「成長のチャンス到来!」だと捉えると良いでしょう。

 

不安を可視化してみる

不安の可視化もおすすめです。たとえば人に話してみることで、不安の内容が明確になります。また、不安の内容を紙に書いてみて、具体的な対策を検討することもできます。

いずれにせよ可視化することで、実は何となく不安を持っていただけで、解決策があるということに気付きやすくなります。

解決策が見つかることで不安解消となるでしょう。

 

不安を感じたら読んで欲しいおすすめ本

不安を感じたら読んで欲しいおすすめ本

相談者のA子さん
相談者のA子さん
不安に関するおすすめの本を教えて下さい。

はい、何冊かおすすめ本を紹介します。
田中コーチ
田中コーチ

不安を感じた時に読んで欲しいおすすめ書籍を紹介します。数ある書籍の中から比較的読みやすいものをセレクトしましたので、ぜひ参考にしてください。

 

精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉

「精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」は、桂文鎮が絶賛した書籍です。人気のツイッターが書籍化されたもので、心が軽くなる221の言葉が収録されています。

メディアにも出演の多い精神科医「Tomy (とみー)」さんによるもので、現場で診察する医師の視点で書かれています。持ち歩いて常に読みたい1冊です。

【Amazonへのリンク】精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉

 

不安な自分を救う方法

「不安な自分を救う方法」は、8千人を救ってきたカウンセラーも自ら実践している内容です。不安専門カウンセラーによる書籍で、不安がたちまち軽くなるノウハウが書かれています。

心理学や脳科学の根拠に基づき、ちゃんと効果が実証された方法ですので、安心して実践することができるでしょう。

不安になることが多い人や、長らく不安にさいなまれている人は、ぜひ手に取ってみてください。

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マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法

「マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法」は、ベストセラー書籍『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』の漫画化です。

ちょっとしたことでなぜ不安になるのか、しっかりと解説されています。カリスマ心理カウンセラーによる信頼感と、マンガだからこその読みやすさで、前向きに不安への対処が可能となります。

不安の足かせを外し、気持ちが強くなる実感が得られるため、さまざまなことにチャレンジしやすくなりますよ。

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【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、実践的で面白い心理学の豆知識をご覧ください。

 

まとめ

不安は原因がハッキリしていない場合に抱く感情で、原因が取り除かれたり、不安の内容が可視化することで解消可能です。

また、不安の9割は当たらないため、全体の1部を対処するだけで良いものです。不安になりやすい人の特徴や対処法を知り、不安と上手に付き合いましょう。

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