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認知心理学とは何か?ゼロから学ぶ豆知識(応用心理学の種類)

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認知心理学とは脳や心の動きを研究する心理学で、記憶のメカニズムが分かるなど、とても面白い心理学です。

この記事では認知心理学とはどういう心理学なのかを解説した上で、学ぶ際におすすめの本を紹介します。ぜひ参考にしてください。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

認知心理学とは何か?

認知心理学とは何か

認知心理学とは、脳や心の動きを研究する学問です。そもそも心理学は心や脳の働きという可視化されていないものを、行動によって可視化する学問です。

その心理学の中で「認知」を研究するのが認知心理学です。認知とはものごとを意識したり考えたり理解するなどの活動を指します。たとえば記憶や意識、推論や問題解決などのことです。

 

認知と感情が日常生活を支えている

この認知は感情と結びついて日常生活を支えています。これまでの心理学では知性と感情は対立したり、知性が優位だと考えられることがありました。具体的には、感情は人生を乱すため、知性の方が重要視されたのです。

しかし、現在は認知と感情は密接に結びついていると考えられ、さまざまな認知心理学の研究に感情が取り入れられているのが実情です。

 

認知心理学は面白い

認知心理学は面白い

認知心理学はとても面白い学問です。認知心理学を学ぶとものの見方が変わることもあります。ここでは認知心理学がどのように役立つかや、認知・記憶のメカニズム、応用例について紹介します。

 

社会に役立つ認知心理学

認知心理学を学ぶと、たとえば臨床心理士として活躍したり、博士号を取得して研究者となることも可能です。また、AIは認知心理学と関連する学問でもありますので、認知心理学自体が社会に役立つ心理学とも言えます。

 

認知心理学で認知や記憶のメカニズムが分かる

ちなみに認知は、ただ単に判断するということではなく、価値観が入ります。価値観というフィルターを通すと受け止め方が変わってきます。

五感で得た情報が脳で処理されるプロセスはコンピューターと似ているため、認知心理学はコンピューター的だと考えられることもあります。

記憶のメカニズムが分かることもあり、記憶術などを工夫したり、世の中にあるメソッドを検証することも可能となります。

 

デザインにも役立つ

認知心理学は最近では、UIデザインやUXデザインでも取り入れられています。UIデザインを簡単にいうと「使いやすいデザイン」、UXデザインを簡単に言うと「使って心地よい、楽しデザイン」です。

知覚や判断も分野である認知心理学とデザイン分野の親和性は高いのです。

 

認知心理学のおすすめ本

これから認知心理学を学ぶにあたってオススメの書籍を紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

認知心理学 知のアーキテクチャを探る

「認知心理学 知のアーキテクチャを探る」は、人がどのように世界を認識しているのかを解析した書籍です。

初心者でも認知心理学の全容が分かるほか、おさらいしたい中上級者にも充実した内容です。認知心理学の内容がコンパクトにまとめられていますので、読みやすさや分かりやすさに定評がある1冊です。

研究プロセスも盛り込まれているため、根拠を確認しながら読み進められるでしょう。

 

認知心理学 (New Liberal Arts Selection)

認知心理学 (New Liberal Arts Selection)

「認知心理学 (New Liberal Arts Selection) 」は、図表をたくさん使った分かりやすい書籍です。基本情報だけでなく用語や概念の把握ができ、最新の研究を踏まえた学びが可能です。

読んでインプットするだけでなく、練習問題でアウトプットも可能ですので、理解を深めやすい1冊となっています。研究者による最新トピックスもオススメポイントの1つです。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、応用心理学の種類をご覧ください。

 

まとめ

認知心理学は脳や心の動きを研究する心理学で、とても面白い心理学です。認知心理学を学んだからと言って、直接就職などに有利になることは難しいかも知れませんが、日常生活での知見を高められたり、ものごとの見方を変えられます。ぜひ認知心理学を学んで人生の変容をもたらしてください。

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