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営業する上で、もっとスムーズにたくさん売りたいと思ったことはありませんか?そんな要望を叶えるには心理学の勉強がおすすめです。この記事では営業に役立つ心理学本を紹介します。ぜひ学ぶだけではなく実践してください。
営業に役立つ心理学本はこれ!
営業は心理学に詳しいと有利です。効率良く営業スキルを上げるためには、営業に特化した心理学本を読むと良いでしょう。
数ある心理学本の中から、おすすめの以下書籍を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 心理学者しか知らない すごい! 営業
- トークいらずの営業術
- 売れすぎて中毒になる 営業の心理学
心理学者しか知らない すごい! 営業
「心理学者しか知らない すごい! 営業」は、明日から役立つおすすめ書籍です。たとえば、価格を安くするのではなく高くした方が売れるとか、多忙を演出した方が良い、商品の欠点をアピールするなど、さまざまなノウハウが紹介されています。
しかも、結論を示してからエビデンスの引用があるため、読んでいて納得できるはずです。「努力や才能ではなく、心理学のスキルがあれば売れる」としており、自分に自信がなかった人の助けとなるでしょう。もちろん、営業に自信がある人にも参考になります。
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トークいらずの営業術
「トークいらずの営業術」は、メンタリストDaiGoさんの著書で、営業力を高める5つの力を解説しています。
その力とは「観察力」「判断力」「行動力」「説得力」「忍耐力」で、それぞれ根拠もしっかり書かれています。
この本を読めば、たとえ口べたの人でも売り上げが上がる、トークに頼らない営業ができるようになるでしょう。
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売れすぎて中毒になる 営業の心理学
「売れすぎて中毒になる 営業の心理学」は、上司や顧客の言いなりになって損をしている人におすすめです。
テレアポや飛び込み、雑談のスキルアップのほか、時間を奪ってくる顧客対応、高いノルマ、競合争い、紹介を引き出すなど、さまざまな営業シーンで使えます。
また、営業からのアプローチに対抗する術も学べます。このことは営業マンにとって顧客の気持ちを理解する学びとなるでしょう。何をすれば実績につながるかが分かる書籍です。
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ほかにもある!営業におすすめの心理学本
ほかにも営業マンに読んでいただきたい心理学本がいくつかあります。ここでは、以下書籍を紹介します。
- 心理テクニックが盛りだくさんの営業本
- 自動車メーカー担当者におすすめの営業本
- 心理学に着目した保険営業本
心理テクニックが盛りだくさんの営業本
心理テクニックが盛りだくさんの営業本としては「〈完全版〉トップ営業マンが使っている 買わせる営業心理術」がおすすめです。
前トヨタホームで4年連続トップ営業マンだった著者が、シーン別に58の心理学レポートを紹介しています。
顧客が納得して購入するのは、心理テクニックによって成立しているケースが数多く存在します。知っている人だけが得をする心理術をぜひ学んでみましょう。
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自動車メーカー担当者におすすめの営業本
自動車メーカー担当者におすすめの営業本としては「ブラック企業の営業術 クリーンにしてホワイト企業で使ったら1100人をゴボウ抜き」がおすすめです。
自動車メーカー、特にメーカー車を販売するカーディーラーは厳しい仕事だと言われています。
もちろんカーディーラーをブラック企業とは言いませんが、ブラック企業の営業術を学んでおけば、さまざまなシーンで対処可能です。
厳しい数字が求められる営業に役立つノウハウが書かれていますので、読んでみると良いでしょう。
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心理学に着目した保険営業本
心理学に着目した保険営業本としては、「生命保険販売の心理学: 人の心を動かし購買行動を喚起する法則」をおすすめします。生命保険業に携わって40年を超える著者が紹介するノウハウが書かれています。
心理学に基づく内容となっていますが、実践できなければ意味がありません。そこで本書は、実体験で効果があった心理学の応用シーンを中心に書かれています。
学問のためではなく、売るための書籍として参考になるでしょう。この本はkindle版ですので、スマホやタブレットで手軽に読みましょう。
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心理学の営業本を読んだら実践してください
ここまで心理学のノウハウを役立てる営業本を紹介して来ましたが、必ず肝に銘じていただきたいことがあります。
それは、必ず実践していただきたいということです。ここでは実践のために以下内容を紹介します。
- 本を読んで終わりではダメ
- 読んだら自分で練習
- 練習したら顧客で実践
本を読んで終わりではダメ
本を読むだけで満足する人はとても多いです。しかし、実践しなければ知識が広がるだけに過ぎません。
スポーツで例えると、ボールの投げ方、打ち方、走り方を本で読んでも上手くなりません。知識を付けたあと、実際に練習して初めて上手くなるのです。営業もそれと全く同じだと考えておきましょう。
読んだら自分で練習
営業に関する心理学のテクニックは、1つずつマスターすると良いでしょう。一気に練習しようと思うと複雑ですので、できそうな内容から1つずつ行いましょう。
読書をして学んだ1つのノウハウを、ロールプレイングするのです。営業マンであれば、誰でもロールプレイングは経験があるでしょう。
顧客をイメージしながら、繰り返しロールプレイングを行い、スラスラ言えるようになるまで練習しましょう。
練習したら顧客で実践
自分で練習をしたら、今度は顧客で実践してみましょう。さり気なく行うほど効果的です。読書から顧客での実践までをワンセットと考え、このワンセットを1つの心理テクニックごとに行うのです。
こうすると、実践的な練習ができますので、身に付きやすくなるでしょう。マスターした心理テクニックが増えるごとに、営業成績にも影響が出てくるはずです。ぜひ楽しみながらトライしてみましょう。
営業に役立つ心理学本のワンポイントアドバイス
本を読んで学ぶ人は多いですが、実践・継続する人は少ないです。ということは、実践・継続をすれば、ライバルに差を付けられるということです。競合他社との戦いや、同僚との切磋琢磨に、心理学本のノウハウで勝ち抜きましょう。
【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、心理学を本で学ぶをご覧ください。
まとめ
営業は心理学のスキルが備わっていると有利です。今まで満足に売れなかった営業マンも、心理テクニックを学べば売上が上がります。ぜひ1つのテクニックごとに練習し、必ず顧客での実践まで行いましょう。
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