犯罪が起きる心理学的理由とは?【雑学として面白い心理学の豆知識】

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犯罪はどういう心理で起きるのでしょうか?この記事では人が犯罪を犯すのはなぜなのか、事件ごとの心理の違いについて解説します。当サイトの「雑学として面白い心理学の豆知識」カテゴリとしての紹介となりますので、トリビアとしてお読みください。

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こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

 

人が犯罪を犯すのはなぜ?心理学的に解説

人が犯罪を犯すのはなぜ?心理学的に解説

相談者のA子さん
相談者のA子さん
なぜ人は犯罪を犯すのですか?

心理学的に解説しますね。
田中コーチ
田中コーチ

犯罪心理学は、19世紀に活躍したイタリアの精神科医チェーザレ・ロンブローゾによる「犯罪学」が起原といわれています。

チェーザレ・ロンブローゾは、犯罪と犯罪者の身体的・精神的特徴の関係を指摘したのですが、その特徴が必ずしも犯罪になるとは限らず、最近では環境やホルモン活動などにアプローチした研究がなされています。

その上で、人が犯罪を犯すのはどうしてなのでしょうか?考えられる理由としての典型を、犯罪心理学の観点で以下に解説します。

  • 敵意帰属バイアスによる
  • サイコパスだから
  • アノミーが悪化

 

敵意帰属バイアスによる

犯罪を生む心理の1つに「敵意帰属バイアス」があります。これは認知バイアスの1つで、他人の言動を自分に対する攻撃と捉える心理的傾向です。

たとえば、会社の同僚たちとの会話が途切れた時に、普通は特に気にすることでもないですが、敵意帰属バイアスが強い人の場合、「みんなで自分を無視している」「こいつらは自分のことを嫌っている」「自分のことを低く見ている」という思考をしてしまうのです。

このような心理が悪化すると、いずれ何らかの犯罪に発展することがあるのです。

 

サイコパスだから

サイコパスだからというのも犯罪理由の一つです。サイコパスとは、感情の一部が欠落している精神病質者を指します。

他社に対する思いやりが愛情などが欠落しており、極めて自己中心的という傾向があります。そして、道徳観や倫理観も気薄であることから、犯罪に走りやすいのです。

サイコパスは、先天的な脳障害や虐待などの後天的原因が指摘されていますが、分からない部分も多いです。また、サイコパスではない人も、部分的にサイコパスの要素を持っていることもあり、線引きの難しさも特徴です。

 

アノミーが悪化

社会の無規範や無秩序を意味する「アノミー」という用語があります。アノミーとはカンタンにいうと、社会の中で夢や目標を達成できず、現実とのギャップに苦しむ状態です。

夢目標に向かって努力を重ねたものの、結局夢が破れてしまったような場合をアノミーが悪化したと言います。アノミーが悪化すれば、自分を慰めるかのように、薬物や窃盗、傷害などの犯罪に手を染めてしまう確率が高くなります。

 

事件ごとに犯罪心理は違う

事件ごとに犯罪心理は違う

相談者のA子さん
相談者のA子さん
事件ごとに犯罪の心理は異なるのですか?
はい、違います。具体的に解説しますね。
田中コーチ
田中コーチ

犯罪心理は事件によって異なります。ここではその一例として以下を紹介します。

  • 連続殺人における犯罪心理
  • 大量殺人における犯罪心理
  • 万引きなどの軽犯罪心理

 

連続殺人における犯罪心理

連続殺人は殺人に快感など、人を殺めること自体に意味を持っていることが多いです。有名映画「羊達の沈黙」や「ハンニバル」の登場人物であるレクター博士のような人が典型です。

 

大量殺人における犯罪心理

大量殺人の場合は復讐心や怒りが動機となり、その結果として犯罪行為を行うケースが多いです。怒りの矛先は、自分が所属していた学校や会社、グループなどに向くほか、関わったことのある組織などに向くこともあります。

根深い遺恨、逆恨み、薬物、精神障害など事情はさまざまですが、いずれにせよ無関係な人まで巻き込むことも特徴です。また、犯人は死を覚悟していることも多いです。

 

万引きなどの軽犯罪心理

万引きなどの軽犯罪では、スリルを求めているケースや、悪ふざけのケースがあります。極度の貧困が原因の場合もありますが、万引きの対象物を買えるお金は十分に持っていることも多く、ものが欲しいから盗むとは限りません。

また、反復して窃盗行為をする精神疾患のケースもあります。

【関連記事】ものを盗む人の特徴と盗み癖対策をご紹介!雑学として面白い心理学

 

犯罪心理学の学び方や役立つ仕事

犯罪心理学の学び方や役立つ仕事

相談者のA子さん
相談者のA子さん
犯罪心理学の学び方や、役立つ仕事を教えてください。
はい、それぞれについて紹介します。
田中コーチ
田中コーチ

犯罪心理学の学び方や、犯罪心理学が役立つ仕事について紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • 犯罪心理学を学べる学部
  • 犯罪心理学では何を学ぶのか
  • 犯罪心理学に関わる職業

 

犯罪心理学を学べる学部

犯罪心理学は、大学の心理学部などで学ぶことができます。たとえば、関西大学心理学部心理学科や、人間環境大学心理学部、駿河台大学心理学部などで本格的な学びが可能です。

ちなみに、駿河台大学では大学院で長期的に学ぶことも可能です。

【公式サイト】関西大学

【公式サイト】人間環境大学

【公式サイト】駿河台大学

 

犯罪心理学では何を学ぶのか

犯罪心理学がどういう学びなのかですが、犯罪や周辺のことがらを心理学で明らかにする学問です。犯罪に関連する人の行動や、犯罪発生のメカニズム、犯罪者や被害者の特徴・行動の予測などがその領域です。

また、治療・教育の効果や犯罪者への一般市民の態度、社会における防犯策なども該当します。

 

犯罪心理学に関わる職業

犯罪心理学を学ぶと、公務員や専門職、一般企業などで役立ちます。たとえば、公務員や専門職としては、国家公務員や地方公務員、警察官、法務教官、家庭裁判所調査官、臨床心理士、心理カウンセラー、公認心理師などが該当します。

また、心理学で行う調査、統計、データ分析などのノウハウは、一般企業のさまざまな分野で役立ちます。

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まとめ

犯罪は敵意帰属バイアスやサイコパス、ノミーの悪化などで起こり、事件ごとにその心理は異なります。犯罪心理学を学べば、そのメカニズムが理解できますので、知っておくと良いでしょう。

本気で学びたい人は、大学の心理学部で学べ、犯罪心理学を活かした仕事に就くこともできます。興味がある人はぜひ参考にしてください。

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