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ぬいぐるみを抱いて寝るとどのような効果があるのでしょうか?実はメンタルケアやリラックスなど、さまざまな効果があるとされています。この記事では心理学的にぬいぐるみを抱いて寝る効果を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ぬいぐるみを抱いて寝る心理学的効果


ぬいぐるみを抱いて寝ると、以下のような効果があるとされています。まずはそれぞれの内容を見ていきましょう。
- 愛情のホルモンが分泌される
- ストレスや不安解消になる
- リラックス効果がある
愛情のホルモンが分泌される
ぬいぐるみを抱いて寝ると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは愛情のホルモンであり、分泌されると安心感や癒し、幸福感などを感じられます。
オキシトシンは人や動物とのスキンシップで分泌されるケースも多いのですが、抱き枕やぬいぐるみでも分泌されます。
ぬいぐるみを抱くことは、手軽にオキシトシンを分泌できる方法ですので、たいへんおすすめです。
ストレスや不安解消になる
ぬいぐるみを抱いて寝ると、ストレス解消や不安解消になります。寝る前にぬいぐるみに話しかけることも、ストレスや不安解消におすすめです。
心がやすらぎいだ状態で寝られれば、睡眠の質が良くなる可能性もありますよ。
リラックス効果がある
ぬいぐるみを抱いて寝ると、リラックス効果も期待できます。普段、ストレスの多い仕事や人間関係にさらされている場合は、少しでもリラックスして眠れるよう、ぬいぐるみを抱いて寝ると良いでしょう。
ちなみに、寝る時だけでなく、人と話す時や電話する時にぬいぐるみを抱くと、リラックスした状態で対話が可能です。
ぬいぐるみを抱いて寝るトリビア


ぬいぐるみを抱いて寝ることに関して、以下トリビアを紹介します。参考にしてください。
- ぬいぐるみ療法という心理療法がある
- ぬいぐるみの大きさには要注意
- 定期的な洗濯が必要
ぬいぐるみ療法という心理療法がある
ぬいぐるみ療法は、箱庭療法をルーツとしたもので、好きなぬいぐるみを手にして、自由にかかわる療法です。
ぬいぐるみ療法により、先述のとおり、ストレス発散や不安解消、リラックス効果のほか、普段ため込んだ自分の内側の感情を吐き出せるなど、さまざまな効果が期待できます。
おすすめの方法は、なるべく触り心地や抱き心地よ良いぬいぐるみを用意し、名前を付け、抱きしめたり、話しかけたり、場合によっては攻撃的なものの対象とするのも良いでしょう。
何も返事してくれないぬいぐるみですが、あなたのメンタルを整えてくれるありがたい存在になり得ます。
ぬいぐるみの大きさには要注意
ぬいぐるみを抱いて寝る時には、大きさに注意が必要です。小さすぎると抱き心地が物足りません。逆に大きすぎるとベッドのスペースを取られてしまい、寝心地が悪くなってしまいます。
ベッドの中で抱いていることを想定し、それに適した大きさのものを用意しましょう。
定期的な洗濯が必要
ぬいぐるみは定期的に洗濯が必要です。臭くなったり汚くなったり、ダニなどが沸いてしまうと大変不衛生です。また、汚れたぬいぐるみによって嫌な気持ちになってしまうと、メンタル的にも本末転倒になりかねません。
洗うのが難しい場合は、日なたに干すなど、衛生面に気をつかいましょう。
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まとめ
ぬいぐるみを抱いて寝ることは、メンタルに良い効果をもたらすことがあります。安心やリラックス、ストレス緩和などが期待できますので、ぜひ活用してください。何もいわないぬいぐるみですが、良いカウンセラーとなってくれるはずですよ。