アドラー心理学の勇気づけで人生をチェンジ!人間関係が好転する考え方

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フロイトやユングと並ぶ心理学の巨匠アドラーは、アドラー心理学(個人心理学)を創始しました。

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アドラー心理学に登場する勇気づけをマスターすれば、人生を豊かにしてくれるでしょう。この記事では、勇気づけのキホンを具体的に紹介します。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

アドラー心理学の勇気づけで人生をチェンジ

アドラー心理学の勇気づけ

アドラー心理学の勇気づけとは、困難なことを乗り越える力を与えることです。困難を乗り越える時に勇気があると有利なのは、感覚的にも分かりますよね?

他者への勇気づけだけでなく、自分への勇気づけも可能です。まずは勇気づけのキホンを見て行きましょう。

相談者のA子さん
相談者のA子さん
アドラー心理学の「勇気づけ」を学んでみたいです。
はい、具体的に紹介しますね!
田中コーチ
田中コーチ

勇気づけの前提と具体例

勇気づけのためには、信頼や尊敬がベースとなります。信頼や尊敬の人間関係を築くためには、お互いの違いを認めることが重要です。

人間は誰しも価値観や考え方が異なりますので、違いを認め会わなければ信頼関係や尊敬の関係は築きにくいのです。

苦手な相手に対しては、無理に仲良くなる必要はありませんが、その前に相手の短所の長所化してみましょう。そうすることで、苦手だと思うのは案外思い込みなのかも知れません。

短所を長所に変換する具体例は以下のとおりです。

  • あの人は細かい → 細部に配慮ができる人だ
  • あの人は口うるさい → ちゃんと指摘してくれる人だ
  • あの人はすぐ気が変わる → 柔軟性がある人だ
  • あの人は他人を振り回す → 自分に素直な人だ
  • あの人は優柔不断だ → 安易ではなくて信頼できる
  • あの人はおしゃべりだ → 活発に発信できる人だ
  • あの人は偉そうだ → 指導力がある人だ

また、時には相手と向き合う必要もあります。ことなかれ主義を貫いていると、相手との信頼や尊敬の関係になれません。

相談者のA子さん
相談者のA子さん
確かに、こんな風に考えれば、苦手なのは思い込みだったかも知れません。

勇気づけの対局にある勇気くじき

勇気づけを学ぶにあたって、対極にある勇気くじきも知っておきましょう。勇気くじきとは、困難を乗り越えるための力を奪うことです。

どのような時に勇気くじきが起きるかというと、目標設定が高すぎる時、できていないところを指摘した時、人格を否定した時です。

良かれと思ってしたことでも、勇気くじきになっているケースがありますので、気を付けなければなりません。

褒めることとの違い

勇気づけと褒めることを混同している人がいらっしゃいますが、実はこの2つは異なります。

褒めるというのは、相手を気持ちよくさせるものの、優れているところを褒めるわけですから、評価をしていることになります。つまり、上下関係があるとアドラーは考えています。

一方で、勇気づけは、困難を乗り越える活力を与えることが目的です。共感的な態度によって、相手が自立的に勇気を持てるようになります。相手とは対等の関係となります。

自分に対する勇気づけ

自分に対する勇気づけ

自分に対して勇気づけができるようになっておきましょう。自分に勇気づけができれば、世の中に蔓延する勇気くじきを受けたとしても、活力を保つことができるでしょう。

また、活力がある人が、よりプラスの状態に上がることもできます。自分へ勇気づけする方法を紹介します。

相談者のA子さん
相談者のA子さん
へぇー、自分を勇気づけることもできるんですね。
はい、可能ですので実践してくださいね。
田中コーチ
田中コーチ

自分を勇気づけるポイント

自分を勇気づけるポイントとして、アドラーは「所属感」「信頼感」「貢献感」の3つを重要視しています。

所属感とは、家庭や会社、学校、その他コミニティーに居場所を持っていることです。

信頼感は、周りの人との信頼です。信頼関係があれば、円滑な人間関係が構築できるだけでなく、相互の協力が可能となります。

貢献感とは、自分が社会に貢献しているという感覚です。アドラー心理学では、人が幸せになるために貢献感が最重要だとしています。

自分を勇気づける方法

自分を勇気づけるためには、「言葉」と「イメージ」と「行動」によって、自分を満たしましょう。

日頃からポジティブな言葉を使っていると、イメージもポジティブになります。人間の脳は左脳と右脳に分かれており、左脳で言語、右脳でイメージの思考をしています。

言語をポジティブにすると、イメージもポジティブになるため、脳がポジティブな状態で満たされます。

言葉とイメージは、叶えたいことを既に達成したかのよう扱うことがコツです。そして、行動に移しましょう。

この「言葉」「イメージ」「行動」を繋げるために、次の言葉(次項)を唱えると良いでしょう。

勇気づけのために唱える言葉

アドラー心理学の研究者「ジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長)」がおすすめする、勇気づけの言葉は以下のとおりです。ぜひ毎日唱えましょう。

《勇気づけの言葉》

  • 私はユニークで有能な人間だ。生活上の行動について自分で決定できる
  • 私には、個人的な特性(技能・能力・強み)やその他ポジティブな側面があり、あらゆる生活環境の中でそれらを使うことができる
  • 私は、ポジティブな特性を認識でき、それらに焦点を当てることができる
  • 私は、人生の困難を直視し、それらを乗り越えられる課題(チャレンジ)だとみなす
  • 私は、過ち、間違い、失敗を学びと成長を得られる可能性だと受け止める
  • 私は、達成と完璧よりも、努力と前進に焦点を当てる
  • この世界の中で、私の人生には目的と意味がある
  • 私は、自分や他人が見たり思ったりする以上の人間だ
  • 私は「自分が本当になりたい人」のように振舞っている

他人に勇気づける方法

他人に勇気づける方法

相談者のA子さん
相談者のA子さん
今度は他人に対する勇気づけの方法ですね。
分かりやすく解説しますね。
田中コーチ
田中コーチ

自分に対して勇気づけができる人は、他人に対しても勇気づけができます。ここでは他人を勇気づける方法について紹介します。

他人を勇気づけるポイント

他人を勇気づける時は、お互いへの尊敬や信頼関係が前提とし、相手が自発的に自分で勇気づけできるように留意します。

そして、家庭や会社、学校、その他コミニティーの役に立つよう勇気づけるのがポイントです。

他人を勇気づける具体的方法

具体的には、ダメだしをするのではなく、良いところを出しましょう。また、減点主義ではなく加点主義で接することが大切です。

それから、結果ではなくプロセスを重視した上で、失敗を受け入れることも大切です。

さらに、自分に対してしてくれたことには、すみませんではなく、ありがとうと感謝を伝えましょう。

これらの方法によって他人を勇気づけやすくなります。

以下にて、おさらいしておきましょう。
田中コーチ
田中コーチ
  • ダメだしではなく良いところを出す
  • 減点主義ではなく加点主義で接する
  • 結果ばかりではなくプロセスの成果も重視
  • 失敗を受け入れる
  • すみませんではなく、感謝の気持ちを伝える

アドラーの勇気づけに関するひと言アドバイス

勇気くじきにならないように気を付けながら、自分や他人を勇気づけましょう
田中コーチ
田中コーチ

勇気づけに慣れてくると、自分や相手をしっかりと勇気づけられるようになります。しかし、世の中には勇気くじきが蔓延しているため、無意識のうちに自分も勇気くじきをしてしまいがちです。

勇気づけと勇気くじき、褒めるの違いを把握した上で、勇気づけに取り組みましょう。

アドラーの勇気づけに対するお悩み相談室

アドラーの勇気づけに関するよくある相談と回答を紹介します。ぜひ参考にしてください。

《ヤフー知恵袋より引用》

勇気づけとは?

私は、アドラー心理学についての書籍を読んで、「私には’普通であることの勇気’がない」と思いました。
その勇気を持つにはまず”自分への勇気づけ”が必要であることがわかりました。

自分への勇気づけの具体的な方法を教えてください!

Q:アドラー心理学は勇気づけの心理学なのですか?

A:アドラー心理学では勇気づけが重要な要素の1つですので、勇気づけの心理学と呼ばれることもあります。

Q:御協会で、アドラー心理学の講座やコーチングを受けられますか?

A:当、日本パーソナルコーチング協会では、アドラー心理学に特化している訳ではありませんが、アドラー心理学のエッセンスも含めたコーチングを行っています。

Q:アドラー心理学は小中学生の教育にも役立ちますか?

A:大人だけでなく、小中学生の教育にもとても役立ちます。ぜひ、勇気づけをしてあげてください。

Q:精神疾患の人にも勇気づけしてあげるべきですか?

A:モチベーションを高める手法を、精神疾患の方に使うのは危険だとされていますが、アドラー心理学は効果的だといわれています。ただ、専門家でなければ安易な使用は控えましょう。

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まとめ

アドラー心理学の勇気づけは、他人だけでなく自分に対しても行えます。逆に、自分への勇気づけができていて、活力がみなぎっているのであれば、他人に対しての勇気づけも効果的でしょう。

今回紹介した内容を参考に、自分や周りの人を勇気づけてください。

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アドラーの勇気づけ
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