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片想い中の場合、相手の気持ちを知りたいですよね?恋愛心理学を学ぶことで相手の気持ちを理解しやすくなります。この記事では、恋愛心理学の内容からマスターしやすいものを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
相手の心理を読み解く恋愛心理学
どうすれば片想い相手の心理を読み解けるのでしょうか?恋愛心理学的な方法として以下を紹介します。
- カバンの位置で心理を読み解く
- 物理的距離間で親密度をチェック
- 頻繁に目が合うなら好意のしるし
- 体や足の向きで相手への興味が分かる
- 用事もないのに連絡が多いなら脈ありカモ
カバンの位置で心理を読み解く
相手がカバンを持っている場合、その位置により心理を読み解けます。座った時にあなたとの間に置かれたり、一緒に歩いている時にあなたが側にカバンを持っている場合には、あなたをブロックする心理が働いている可能性があります。
ただし、利き腕との兼ね合いもあるため、1つの目安ととらえましょう。
物理的距離間で親密度をチェック
人間にはパーソナルスペースと言う心のテリトリーのような距離が存在し、親密になるほど物理的な距離は近くなります。
相手との距離が自然に近くなっていく場合、少なくとも相手はあなたのことを信頼してくれているサインとなります。
親密度が高くなれば、両想いへと進展するかも知れません。具体的なパーソナルスペースは以下のとおりです。
公衆距離 | 3.5メートル以上 | 講演会などの場で、話す側と聞く側との間に必要な距離 |
社会距離 | 1.2メートル~3.5メートル | 業務上で上司と接する際の距離 |
固体距離 | 45センチ~1.2メートル | お互いが手を伸ばせば届く距離 |
密接距離 | 0センチ~45センチ | 手を伸ばさなくとも触れられる距離 |
頻繁に目が合うなら好意のしるし
目は興味があるものを取り入れようとするため、頻繁に目が合う場合には好意のしるしです。また、興味があるものを見ると、たくさん光を取り入れようとするため、瞳孔が開きます。
あなたを見た相手の目が、普段より大きな瞳をしている場合、好意を持たれている可能性があります。
体や足の向きで相手への興味が分かる
相手の体の状態や足の向きで、あなたへの興味を読み解けます。たとえば、お店などで向かい合って話している時、相手が前のめりであれば、あなたやあなたの話に興味がある仕草です。逆にのけぞっている場合は、興味がないか敬遠している可能性があります。
立ち話をしている時は相手のつま先を見ましょう。つま先があなたの方を向いていれば興味があり、つま先がほかの方向に向いていれば、その場から立ち去りたい仕草といえます。
用事もないのに連絡が多いなら脈ありカモ
特に用事もなく連絡が多くくる場合は、脈ありの可能性があります。恋愛に直結するかは分かりませんが、少なくともあなたを信頼し、あなたとコンタクトを取りたい状態です。
用事もなく連絡されたのであれば、こちらも用事なく連絡して良いということになりますので、同様のコンタクトを返すのも良いでしょう。
人間は接点が多いほど親密度が増しますので、なるべく対応することをおすすめします。
相手の気持ちがわかる能力の鍛え方
相手の気持ちが分かる能力は、どうやって鍛えればよいのでしょか?ここではおすすめの方法として以下を紹介します。
- 行動心理学を学ぶ
- 普段から話し方や行動を観察する
- 思いやりを意識する
行動心理学を学ぶ
行動心理学を学ぶことで、相手の気持ちを理解しやすくなります。行動心理学では、相手の心理がどのように仕草に現れるのかを学べます。
学んだ知識やノウハウにより、相手を理解できれば人間関係がスムーズとなるでしょう。
普段から話し方や行動を観察する
普段から人の話し方や行動を観察していると、相手の気持ちを理解しやすくなります。行動心理学などで学ぶ仕草は、一般的な傾向です。しかし、人間は一人一人個性がありますし、癖もあります。
人や状況によっては、一般的傾向とかけ離れた仕草をすることもありますので、その癖などを把握する必要があります。
「Aさんがこういう話し方をする時はこんな心理なんだろう」「Bさんがこういう仕草をする時はこういう心理かもしれない」という風に、個性を想定した観察が大切です。
思いやりを意識する
思いやりを意識することもおすすめです。優しさは自己満足、思いやりは相手満足だとすれば、思いやりを意識するだけで相手の気持ちに寄り添えます。
優しさによるありがた迷惑を回避でき、本当に相手が求めることが理解できるようになれば、人間関係の達人になれるでしょう。
片想いから両想いに変るためのテクニック
片思い中だと自覚した際には、何とかして両想いに発展させたいものですよね。ここでは、片思いから両想いに変るためのテクニックとして、以下を紹介します。
- 単純接触効果で親密度を上げる
- 返報性の原理を利用する
- 返報性の原理を利用する
- バンドワゴン効果でライバルを意識させる
- スノップ効果で特別感を演出する
単純接触効果で親密度を上げる
接触回数が多いものを好きになるという法則を、単純接触効果(ザイアンスの法則)と呼びます。 1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱された法則で、人間関係にも役立ちます。
会う回数やLINEでのやり取り、SNS上でのコミュニケーションなど、接点を増やすほど好感を持ってもらいやすくなります。
ただし、第一印象が悪ければ逆効果となるため注意が必要です。
返報性の原理を利用する
心理学では、受けた好意を返したくなる「好意の返報性」という原理があります。何かしてもらったり、好きになってくれる人には、自分も好意を返したくなるのです。
そのため、プレゼントをあげたり、お祝いをしてあげたり、相手のために強力してあげるなど、好意を注ぎ込みましょう。
告白してフラれたとしても、告白によって好意に気づいてもらえるわけですから、そのあと両想いになることも珍しくありません。告白してからが勝負というケースも想定しておきましょう。
バンドワゴン効果でライバルを意識させる
バンドワゴン効果とは、多くの人が支持するものごとは、自分も支持しやすくなる効果です。この効果を応用し、自分が異性にモテる人間であるとアピールしましょう。
さり気なくモテることをアピールすれば、恋愛対象としてあなたの価値を高く見せられます。ただし、さり気なさがなくなってしまうと、ただのホラ吹きに思われかねませんので注意が必要です。
スノップ効果で特別感を演出する
希少価値が高いものに魅力を感じる心理もあります。この事をスノップ効果と言います。バンドワゴン効果と上手に使い分け、モテるのに誰とも付き合わないというような演出をすると良いかと思います。
異性としてのレア感を演出できれば、相手の気持ちを手繰り寄せやすくなるでしょう。
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まとめ
片想い中の場合、相手の気持ちを知るには恋愛心理学がおすすめです。恋愛心理学を学ぶことで相手の気持ちを理解しやすくなるでしょう。ぜひこの記事を参考にして、あなたの恋愛を成就させてください。ただし、テクニックに頼りすぎず、思いやりの観点も重要です。