心理学の専門書おすすめ10選!本で学ぶならこれだけは読もう

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心理学の専門書を読みたくても、どれを選べば良いか分からないですよね?また、正しい知識は得たいけれど、専門書は難しそうと思っている人もいらっしゃるでしょう。そこでこの記事では専門書を含めたおすすめの心理学本を紹介します。参考にしてください。

こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

 

大学で勉強した人にもおすすめの専門書

大学で勉強した人にもおすすめの専門書

相談者のA子さん
相談者のA子さん
心理学をもう一度しっかり学びたいです。

では、おすすめの心理学本を紹介します。
田中コーチ
田中コーチ

心理学の本といっても玉石混合なので、ちゃんとした知識を付けたい人は書籍選びに苦労することがあります。まずは大学で心理学を勉強した人でも満足できる、おすすめの専門書を紹介します。

  • ヒルガードの心理学
  • 図解 心理学用語大全 人物と用語でたどる心の学問
  • 心理学・入門 心理学はこんなに面白い

 

ヒルガードの心理学

「ヒルガードの心理学」は、著者であるヒルガード教授が授業で行ったと同じように、学生のことを考えて書いた心理学の教科書です。心理学領域の世界的ベストセラーで、日本語や英語を含む9か国語で刊行されています。

数ある心理学本を詰め込んだような内容でありながら、論理的かつデータなどでも紹介しており、心理学のバイブルとしておすすめです。

心理学を初めて学ぶ人や、おさらいをしたい人、より詳しい見識を得たい人など、さまざまなニーズに対応した書籍です。

値段は一般書籍に比べると高いですが、読み終わったら安く感じるほど、心理学という財産が得られる1冊となっています。

 

図解 心理学用語大全 人物と用語でたどる心の学問

「図解 心理学用語大全」は、心理学用語や心理学者の名鑑から心理学が学べる書籍です。欲求階層説、認知バイアス、ゲシュタルト療法など、150語以上の心理学用語を図解しているほか、アドラー、ソーンダイク、ユング、ワトソンなど、96人の心理学者を紹介しています。

心理学のことで分からないことが出てきた時、すぐ辞書のようにも使えますし、前から順番に読むことで心理学を網羅的に学ぶこともできます。

視覚的に見やすく、言葉も分かりやすいため、理解が進む書籍です。知識を増やす上でも、実生活に活かす上でも、とても重宝する1冊です。

 

心理学・入門 心理学はこんなに面白い

「心理学・入門 心理学はこんなに面白い」は、心理学の内容をかみ砕いた言葉で説明する入門書です。一般論的な内容や根拠に乏しい内容ではなく、正確に心理学を教えてくれる書籍です。

また、概念や理論というかたぐるしいお話しではなく、身近に感じたことや興味を持ったことから心理学を捉える面白さを提案しています。イラストや図表、コラムなどが盛り込まれ、理解しやすい構成となっています。

 

分野ごとにおすすめする心理学の参考書

分野ごとにおすすめする心理学の参考書

相談者のA子さん
相談者のA子さん
心理学の種類ごとにおすすめ本を教えてください。

分かりました。何冊かピックアップして紹介します。
田中コーチ
田中コーチ

心理学の分野ごとにおすすめの書籍を紹介します。学びたい分野の参考書としてください。

 

基礎から学ぶ認知心理学 人間の認識の不思議

「基礎から学ぶ認知心理学」は、認知心理学をしっかりと学べる書籍です。人間の記憶や感覚、思考などの認識のしくみについて、ワークやセクササイズなどをまじえ、体感しながら学べます。

認知心理学の基本から発展の歴史を含め、必要な知識が凝縮されているため、初心者でも十分な知識が得られます。ぜひ認知心理学の魅力をこの1冊で体感しましょう。

 

よくわかる臨床心理学

「よくわかる臨床心理学」は、臨床心理学の基礎が網羅的に詰め込まれたテキストです。見開解説や図表により分かりやすく学べるほか、参考文献の記載により根拠も明確となっています。

また、臨床心理学に関するトピックも書かれており、充実した内容となっています。臨床心理学の全体像をつかみたい方や、これからしっかり臨床心理学を学びたい方におすすめです。

 

やさしい教育心理学 第5版

「やさしい教育心理学」は、教育心理学を基礎から学べる書籍です。読みやすい文体での解説や、視覚的に理解できる図表などが用いられており、これから教育心理学を学ぶという人でも理解しやすい構成となっています。

また、豊富なコラムが用意されているなど、教育心理学の理解が深める内容が充実しています。教育や心理学に興味がある人に最適な1冊です。

 

教科書 社会心理学

「教科書 社会心理学」は、対象の幅広い社会心理学について分かりやすく紹介している書籍です。対象幅が広い分野は難解な書籍になりがちですが、当書は構成に工夫を凝らすことで、その全容を理解しやすく工夫されています。

具体的には全章の構成を、「個人」→「対人関係」→「集団(組織)」→社会という具合に、少しずつ視点を広げていく内容となっています。これにより、スケールの大きい社会心理学をきっちり理解できるでしょう。

 

amazonで高評価の心理学本

amazonで高評価の心理学本

相談者のA子さん
相談者のA子さん
amazonで評価が高い本の中でオススメはありますか?

はい、何冊かありますので紹介しますね。
田中コーチ
田中コーチ

Amazonで評価が高い心理学本を紹介します。いずれもオススメですのでぜひお読みくださいね。

 

心理学 新版 (New Liberal Arts Selection)

「心理学 新版 (New Liberal Arts Selection) 」は、大学4年間ずっと手元に置いて学べると好評の書籍です。心理学とは何かや、各心理学領域の知識や考え方などが学べるため、どの専門領域に進む場合も役立ちます。

また、最新の研究や専門的知見までしっかりフォローアップされていますので、充実した内容となっています。心理学に関する有資格者がおさらいで学ぶこともあり、基礎だけでなく応用にも活用できます。

 

ゼロからわかる心理学 増補第2版 (ニュートン別冊) 

「ゼロからわかる心理学 増補第2版 (ニュートン別冊) 」は、暮らしの中で使える実践的な内容が掲載されています。

たとえば、やるべきことに対してやる気が出ないのはなぜか。限定品を買ってしまいたくなる心理。デマが広がる心理など、興味深いテーマが分かりやすく書かれています。

心理学を単なる学問として学ぶと退屈に感じやすいですが、身近な暮らしとリンクした内容はスラスラ入ってきます。ぜひ本書で心理学を身近に感じてください。

 

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

「自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義」は、ハーバード大学卒業生の投票で3年連続人気教授に選ばれた著者による書籍です。

パーソナリティ(性格)とウェルビーイング(幸福)の関係性を科学的に解明した内容となっており、さまざまなメディアで絶賛されています。

他社への流されやすさ、場に合わせるか信念に従う人か、科学的な性格や価値観など、自分自身を解明するヒントが詰まっています。本書の内容をしっかり読み、本当の自分を取り戻せば、進むべき道が見つかるはずですよ。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、心理学を本で学ぶをご覧ください。

 

まとめ

心理学に関する本は膨大な量が出版されていますので、なかなか選ぶことが難しいでしょう。ここで紹介する書籍はオススメばかりなので、これらの中からあなたの目的や知識レベルに合わせて選んでいただければ幸いです。しっかりと学んでぜひ心理学を役立ててくださいね。

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