臨床心理学とは何か?知っておきたい基礎知識(応用心理学の種類)

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臨床心理学は、心の健康を回復したり、健康維持・保持・促進する心理学です。そのため、学んでおくと日常生活にも役立ちます。この記事では臨床心理学について詳しく解説します。

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こんにちは!日本パーソナルコーチング協会(@CoachingAssocia)の田中です。
田中コーチ
田中コーチ

臨床心理学とは何か?

臨床心理学ってなに?

まずは臨床心理学とは具体的にどのような心理学なのか、その基本を紹介します。臨床心理学の歴史にも触れた上で、臨床心理学の知識があるとどのような就職先があるのかも案内します。

臨床心理学とは

臨床心理学とは、メンタルケアの心理学です。精神に何らかの障害が生じたり、不適応行動などが生じた場合に、回復や予防をするための心理学です。

心に問題がある人だけでなく、心の健康予防や保持、促進も範囲となっています。人の心はさまざまな要因で傷つきますので、臨床心理学が担う役割は大きいのです。

ちなみに、精神科の医療従事者や心理カウンセラーなどは、この分野で活躍する人たちです。

臨床心理学の歴史

臨床心理学という呼ばれ方がなされたのは1896年でした。アメリカのウィトマーという心理学者が、真理クリニック創設時に用いたと言われています。

ウィトマーはペシルベニア大学に心理クリニックを作り、身体障害や学習障害、精神障害の治療に従事したのです。

この際には総合学問の位置づけではありませんでしたので、その後徐々に体系化されました。知能検査の登場や、米兵採用時の適性検査など、実用的性を踏まえた研究が進み、現代の臨床心理学へとつながっています。

臨床心理学の仕事や就職先

臨床心理学を学んだ人は、さまざまな職場で活躍しています。たとえば病院などの医療施設や、保健所、児童相談所などの保険・福祉関係のほか、学校や裁判所、一般企業など、活躍の場は数多く存在します。

人に役立つ仕事ができますので、社会貢献度の高い分野ともいえます。

臨床心理学を学ぶ

臨床心理学を学ぶ

臨床心理学の学び方は、大学、資格取得、本などの方法があります。具体的な学び方について見て行きましょう。

臨床心理学を大学で学ぶ

臨床心理学は大学で学べます。大学のカリキュラムに臨床心理学があるかどうか確認しましょう。国公立、私立ともに学べる大学は数多く存在します。

個別にゼミや授業で学べる大学のみならず、臨床心理学科を設けている大学もありますので、求める知識レベルの深さに応じて選ぶと良いでしょう。

臨床心理学を資格で学ぶ

臨床心理士は、大学を卒業してから「指定大学院(1種・2種)」を修了するか、「専門職大学院」を修了する必要があります。

具体的には公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会のサイトに掲載されていますので、以下にて引用いたします。

・本協会が認可する第1種指定大学院(修了後の心理臨床経験不要)を修了し、受験資格取得のための所定条件を充足している者(「新1種指定校」という)

・本協会が認可する第1種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者(「旧1種指定校」という)

・本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者(「新2種指定校」という)

・本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後2年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者(「旧2種指定校」という)

・学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学またはそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻する専門職学位課程を修了した者(「専門職大学院」という)

・諸外国で上記1. または3. のいずれかと同等以上の教育歴および日本国内における2年以上の心理臨床経験を有する者

・医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会より引用

臨床心理学を本で学ぶ

臨床心理学を学びたいけれど、お金をかけたくない場合には、本で学ぶと良いでしょう。本であれば数千円程度で学べますし、繰り返し読むことができます。

臨床心理学の本は数多く出版されていますので、あなたにとって読みやすそうな1冊を選びましょう。

もちろん、読む本の数が増えるほど、知識が身に付きやすくなりますので、多読することもおすすめです。

臨床心理学のおすすめ書籍

臨床心理学のおすすめ書籍

臨床心理学を本で学びたい場合、どんな本を選べば良いか分からないという人が多いです。そこで、臨床心理学を学ぶ上でおすすめの書籍を紹介します。ぜひ学びの参考にしてください。

徹底図解 臨床心理学―フロイトの理論から現代の臨床事例まで

徹底図解 臨床心理学―フロイトの理論から現代の臨床事例まで

「徹底図解 臨床心理学」は、臨床心理学とは何かという基本から、心理療法、臨床心理学の現場に至るまで、詳しく分かりやすく解説している書籍です。

フロイトの理論から現代の臨床事例までが図解で説明されているため、初心者でもじっくり読み進めることができます。これから臨床心理学を学ぶ人や、基礎からしっかりおさらいしたい人におすすめです。

臨床心理学入門

臨床心理学入門

臨床心理学入門は、臨床心理学の世界が1冊にまとまった入門書です。文字が主体ではあるものの、読みやすい文章となっているため、初心者でもスラスラと読めるでしょう。

現代まで踏襲されている古典理論から最新の知識まで、臨床心理学の全容がコンパクトにまとまっています。当書籍は他の心理学のシリーズもあり、いずれも分かりやすい内容です。

金剛出版の「臨床心理学」

金剛出版の「臨床心理学」

金剛出版の「臨床心理学」は、臨床心理学に関する雑誌で、隔月刊となっています。具体的には奇数月10日発売で、年1回8月に増刊号が発刊されます(2019年11月現在の情報)。

専門的な内容となっているため、初心者には難しい書籍です。対象としては大学院生や実践者となっていますので、臨床心理学をより詳しく学びたい人におすすめです。

【カテゴリー】同じカテゴリーの記事をお読みになりたい場合は、応用心理学の種類をご覧ください。

まとめ

臨床心理学は、精神に生じた何らかの障害や、不適応行動の回復や予防のための心理学です。心の健康予防や保持、促進にも役立ちますので、学んでおいて損はありません。

特に、精神科の医療従事者や心理カウンセラーには、必須の知識となりますので、活躍の場も多いです。書籍や資格講座、大学など、目指すレベルに合わせて学びましょう。

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